2015年5月31日 東京公演終演
神大オケの面々は、すでに次の大阪公演を見据えていました。
演奏面、運営面、共にたくさんの教訓や反省を踏まえ、改善の手を加えていきました。
大阪公演直前の一週間は、東京公演の前と同様に「強化練習期間」として、普段OFFである月水金にも、通常の練習コマが組まれました。
2015年6月13日
あの東京公演から2週間が経ち、ついに大阪公演前日となりました。
サマーコンサート最後の練習場所は、いつもの学生会館。
少し早目に練習を開始して、OB・OGの方々と、前プロ「マイスタージンガー」の合同練習が行われました。
写真からもわかる通り、通常の演奏会では考えられない、大所帯です!
この日、客演指揮の新田先生と、ハープ奏者として共演してくださる篠原先生にも、早い時間からお越しいただいて、アドバイスなどをいただきました。
マイスタージンガーは東京公演同様、大阪公演でも学指揮の彼のタクトによって演奏されます。
1時間の前プロ練習を終えて、その後には新田先生のコマが続きます。
シベリウスのコマ。
新田先生の棒に、誰もが食いつき、表現をします。
長めの休憩をはさみ・・・
ニルセンのコマ。
3時間近くにわたるコマの裏で、降り番の管楽器奏者たちも、最後の詰めや確認を行いました。
楽器を手にすると疲れが翌日に響くので・・・
発声を用いて息の確認など、直前にも効果的な練習を模索します。
新田先生のコマが少し予定より早めに終わり、ホールにて連絡が行われます。
さらに、連絡の最後には、特別に副団長挨拶が!
実は神大オケには、演奏会の1週間前に、団長と副団長が前にたって挨拶をするという恒例行事があります。しかし、1週間前、副団長は諸事情で部活を欠席していたため、挨拶は行われることなく終わってしまいました。そこで、団長たっての希望により、前日、アドリブではありますが、副団長挨拶が行われたのです!
彼女の挨拶は、いつも人を笑顔にさせ、漂う不安な空気を吹き飛ばしてしまいます!
このあと、楽器やパンフレットのトラック積み込みが行われました。
当日仕事の説明などを1回生を含む団員たちが受け、それが終わると徐々に学館からは人が去っていきました。
このあと、先生とのお食事会、焼き肉、ラーメンなど、外食をして景気づけをする団員の姿が多くみられました!
冬に始まった練習は、季節が移ろうのと同じように熱を帯び、このサマーコンサートで、爽やかな夏の花を咲かせます。
学生会館で共に育ててきた想いは、ホールの客席へと運ばれて行きます。
そしていよいよ、大阪公演です!